sacha lab サチャの文化研究室

日常の当たり前について考察しているブログです。Let's review our standards of daily life with this blog!

Washing rice before cooking お米は洗ってから

Did you know that Japanese people wash rice before cooking? 

The Japanese way of cooking rice is to wash it before cooking to remove excess starch. Later, it left to soak for more than 30 minutes before cooking to obtain better texture.  So you need to start early enough to have the rice ready on time! As in Japan the vast majority (more than 80%) use a rice cooker (suihanki) at home, many Japanese recipes do not mention how to cook rice, they only indicate to “press the start button”. (Naturally you can also prepare Japanese-style rice with a pressure cooker or a regular pot, but few Japanese do.)

 

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washing rice

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(英文日本語訳)

日本では、お米を炊く前に洗うってしってましたか?

日本のやり方で料理をするとき、お米はまず洗う必要があります。それは、ぬかをとるためで、その後、30分以上、水に漬けておくことで、ふっくらとした炊きあがりになります。だから、お米を炊くなら、ちゃんと時間を逆算しておく必要があります!日本では、炊飯器の普及率が高いので(80%以上)、レシピでは、いちいちお米の炊き方は説明しません。「炊飯器にセットして、スタートボタンを押します」程度です。(炊飯器の代わりに圧力鍋や普通のお鍋を使っても日本風のお米をたくことは出来ますよ!)
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深掘り説明

お米を食べる国は、日本の他にもたくさんあります。タイやインドではパラパラしたインディカ米が普及しています。ヨーロッパでもイタリアのリゾットやスペインのパエリアは米料理として有名です。でも、お米は袋からそのままパスタのように塩の入った熱湯に投入してゆでたり、そのままオイルで炒めたり、ソースに投入したりします。

そういう文化圏の人から見れば、お米は洗ってから十分浸水させて使うという概念がなくて当たり前なのです。そして、日本の白ごはんは「なんで、お米の粒があんなにくっつくの?!」と不思議がります。

ジャポニカ米という米の種類が、そもそも粘り気が多いので、蓋をして水から炊くとくっつく質感に仕上がります。ソウルフードといえる、おにぎりは粒がくっついてこそですが、白ごはん独特の粘り気を評価しない食文化のところもあります!

Wow!ビックリ!?